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一目ぼれは匂いから−
異性に対する一目ぼれは、多細胞生物が自分を自分だと認識する仕組みの細胞のサインが原因となり、それは遺伝子が決定します。
そのサインは、私たちの体を守る免疫システムに非常に重要な機構で、体に進入してきた異物を認識する仕組みのMHC(Major Histocompatability Complex:主要組織適合遺伝子複合体)と呼ばれる細胞膜上に表されるタンパク質により表現されます。細胞膜はリン脂質の二重膜からできており、その外側の膜の表面上に、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)として提示されています。
免疫システムを稼動させるために非常に重要な主要組織適合遺伝子複合体(MHC)は、体の中にタイプの異なるMHCがあればあるほどその人の免疫力は強いとされ、いろんな外敵を排除する力を持つということです。そこで、遺伝子的に免疫システムを強化し、より地球に生き残れる確立を高くするために、男女は互いにタイプの異なるMHCを持った異性を求め合うのだそうです。
ではどうやってタイプの異なるMHCを持っている異性を見つけるというのかというと、匂いによって嗅ぎ分けます。異なるタイプのMHCを持っている者は匂いが違うのだそうです。人間を含めて動物は匂いによりMHCの違いを認識します。
動物はその進化がより高度になると、多細胞化のまとめ役である神経系の脳も段々複雑化してきています。
高度に進化した哺乳類のヒトでは、脳は3層の構造をしており、人間らしさをつかさどる基と言われている大脳は、そのもっとも外側に位置しています。そこで、大脳は進化の過程では最も新しい脳であることが判ります。
ではなぜ、大脳が最後に現れたのかというと、その内側にあたる脳幹などの部分では、直接、生をコントロールするより原始的な、呼吸、心臓の鼓動など自律神経のシステムを介し、生命の根本にかかわることや運動をコントロールするところなので、より早くに発達する必要があり、その上により高度な機能をつかさどる脳の部分として大脳が発達してきたのです。
大脳はやはり生存のために必要な脳ではあるが、嗅覚などの感覚器官は動物がより良く生きるためのオプション部品のたぐいだからより後に、生命体が高度になるに従って発達してきたのです。
「嗅覚」はオプション部品だとはいえ、動物として自己が生存し続けるためには食べるための他の生物(栄養体)を見つけたり、自分が食べられ足りしてしまわないように、匂いを嗅ぎ分け逸早く危険を発見し、その危険を回避する感覚を得、よりよく生存するために発達したとされてます。「嗅覚」は五感の中で最初に必要とされ開発された感覚だったのです。
嗅神経の発達による「匂いの感覚」の発達は、もともと生きるために必要だった脳の上に、新しく大脳を必要とする理由だったほど、動物の生死を決定するための重要な因子です。
ちなみに、ヒトには12対の脳神経が脳底から出ています。
一番目の枝が匂い(嗅覚)を感じる嗅神経で、現在最も重要な感覚だとされている「視覚」をつかさどる視神経は2番目の脳神経です。視神経を機能させるために3番目の動眼神経,4番目の滑車神経,6番目の交叉神経の脳神経が当てられており、数的には四分の一を使っています。音を感じる「聴覚」は、発生学的にはもっと遅く、8番目の脳神経です。7番目が顔面神経で「味覚」にも関与しています。
ここまで出てこなかった目を動かす神経に挟まれた5番目の枝が最も太い三叉神経で、生命を維持するために、他の生物を食べ栄養を手に入れる直接の役割を主にしています。この神経は生物の存在理由のエネルギー交代現象の入口で、元なので非常に太くてたった1対で90%以上も働いているといわれます。
もうひとつ重要なのが副交感神経(自律神経のひとつで交感神経に対応してある)の10番目の神経の迷走神経で、生物のエネルギー交代現象発達に伴い複雑に進化し、最も長い距離に分布して、エネルギーコントロール全般、呼吸(外呼吸、内呼吸)、栄養のコントロール(消化器官、臓器を含む大腸まで)をしており、その全体を支配しています。
最初に大脳を作った当時は「嗅覚」の発達が、生物の「生命の安全と維持」をつかさどる最も重要な、唯一の感覚器だったのでした。
人間においては、他の感覚の発達と一般のヒトは栄養源を得るための狩をしなくなったため、現在「嗅覚」の鋭さは大分退行してしまっています。しかし、イヌ、ねこなどのほかの狩猟動物は未だに「嗅覚」が鋭く、特に「イヌの嗅覚」は人間の数百倍もあると言われ、その鋭い嗅覚の能力を生かして、麻薬探知犬や、爆発物などの発見のための危険物探知犬として訓練され、それぞれの場所で高度な能力を生かし活躍していることは、テレビや雑誌を通じてご存知の方も多いことでしょう。
新型インフルエンザの誕生の問題や西ナイルウイルス、エボラ熱などの新手の感染の恐怖を抱えている今、その宿主となるひとの現代人は、免疫システムをより効果的に働かせるために、自分たちのそ遺伝子をより強化し、新たな侵入者の感染に対処することが必要なときなのです。
現代人はまた、自分たちを感染などから守る防御のシステムが働きにくくなることをたくさんしています。自分の怠慢による、夜、昼とっ違えたような「不節制な生活」、ハンバーガー、ピザ、ポテトチップスなどのジャンクフードをしょっちゅう食べることや、幼児以外現代生活にはほとんど必要のない3食以外の余分な栄養を取ることなど、過食やだらだら食いなどのエネルギーの摂り過ぎや質の悪いエネルギーの摂取などエネルギーの量と質の問題、いわゆる「いい加減な食習慣」、「不適切なタバコの習慣」や「過度の精神的ストレス」から発病する生活習慣病のがんなど悪性腫瘍の発生、および、「臓器移植」などそれぞれの免疫的状況にもシステム的に対応したりしていかなければなりません。
より地球に適応した遺伝子を子孫に残し優秀な人材を育成するためには、生活習慣を改め、適切に摂ったエネルギーを使うために運動し、体を隅々まで使い、自分の五感を育てておくこと。特に嗅覚には磨きをかけておく。
そして、一生の間、何度も出会うことのないマッチングのよい異性の発散するMHCの違いによる匂いの変化を瞬間にキャッチし、上手に嗅ぎ分け、よりよい存在のヒトの遺伝子を確定する生涯の伴侶となる最高の人材を発見し、人目合ったその瞬間からその異性を好きになってしまう「一目ぼれ」の大恋愛ができる確率を上げておく心と体の準備をしておくことが肝要です。
イギリスのことわざに「チャンスの神様には後ろ髪がない。だから、通り過ぎる前に、そのチャンスをつかまなければならない。」というのがあります。つまり、「自分が前もっての準備をしないで、訓練や鍛錬をしないでおいて、チャンスが通り過ぎてしまってから、後ろから追いかけても決して手に入れることはできない。」ということを現しているのです。
特に敗戦後、憲法により急に自由というものが保障されたとされ、自分の努力による獲得した自由「Freedom」と努力もせずにそこに転がっているような自分勝手な人に迷惑をかけるだけの「Free」が区別されず、「Free」ほんとの自由のようにいわれ「自由の本当の意味」も知らされずまともな若い世代を育ててこなかった日本の日教組の介入による履き違いの自由を、さも本当の自由のように育ててきたのが敗戦後の誤った教育の歴史です。
それにより、間違った教育と中身のない教育を植えつけられ、その間違いに自ら努力して治すこともなく、よりよい学習努力をし、自由のベースとなる教育結果の資格の獲得をすることもなく、間違いに気づくこともなく、それを増長させてきた若い世代の男女が育ってしまいました。
自由を履き違えたまま、ただ、見境無く盛りのついた猫のようにセクシャルコンタクトを求めるのみで、長期的に育てる展望のある目標もない生活をただただ送ってきた世代は、甘えと虚無の強い、半築な頭の発育が無い世代が続いてしまい、結婚適齢期を向かえても、自由を履き違えたままの身勝手な若手の男女は、生存の可能性の高い優秀な遺伝子を残すといった目標も全く無いまま、その場の快楽のみを求めるオスとメスのような世代に育ててしまってきていた。
本当は、自分の努力により、ただよい遺伝子を残すといった長期的ビジョンを持った生存、そのために、自分の生活を見直し、心と体を磨き、嗅覚の感覚までを磨いておかなければ、本当の一目ぼれの出会いと、その後の愛の育みはできないのです。嗅覚までをしっかりと磨いておいてください。
すばらしい日本人に、努力を重ねるあなた達を応援します。
![[画像]一目ぼれの勧め](http://beppu.img.jugem.jp/20060927_131794.jpg)